書籍・雑誌

2017年4月15日 (土)

リバース

ついこの前買ったばかりなのに、もう読み終わってしまいました。

読み始めると止まらない。実質1日で読了しました。

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リバース [ 湊 かなえ ]
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深瀬和久は平凡なサラリーマン。自宅の近所にある“クローバー・コーヒー”に通うことが唯一の楽しみだ。そんな穏やかな生活が、越智美穂子との出会いにより華やぎ始める。ある日、彼女のもとへ『深瀬和久は人殺しだ』と書かれた告発文が届く。深瀬は懊悩する。遂にあのことを打ち明ける時がきたのかーと。

 

本を買うか買わないか。あらすじもそうですが、帯の推薦文が決め手になることってありますよね。

リバースの帯に書かれている文章は、

かくも本書が「ミステリー」であるのは、その異例な成立事情に因る。というのも、まず版元である講談社の編集部からある“お題”が出され、それに応える形で書き出された作品だからだ。小説本編より先に「解説」に目をとおされている読者もいるだろうから詳しく言えないが、その“お題”はこの小説の最後の一行をほとんど既定し、極めてアクロバティックな筆さばきが要求されるものである。    ―――――佳多山大地(解説より)

 

ミステリーではよくある「最後の一行でのどんでん返し」であろう。絶対に最後の一行を先に読まないで下さいってやつです。

深瀬和久は、3年前の大学時代にゼミの仲間5人で斑丘高原に行く。
他の4名は、広沢、浅見、谷原、村井だが、村井が旅行前日に交通事故を起こした関係で1人だけ遅れて出発することに。

深瀬ら先発4人は、村井の別荘で、村井が用意した食材で先に宴会を始めていたが、遅れて駅に到着した村井から、「駅まで車で迎えに来て欲しい」と頼まれる。

先発4人組のうち、免許を持っていたのは広沢と谷原であるが、2人ともすでに飲酒してしまっていた。4人は村井にタクシーを呼ぶように言うが、寂れた駅にはほとんどタクシーは来ない。また村井が別荘も食料も車も、すべて1人で準備しお膳立てしたこともあって断ることも出来ず、広沢か谷原が車を運転して迎えに行くことに。

が、ここで谷原が「就職が決まっている自分が飲酒運転で捕まって人生を棒に振りたくない」と主張。結局就職の当てもない広沢が迎えに行くことに。

しかし、飲酒運転の広沢が駅に着くことは無かった。迎えに行く途中で崖から転落し死亡してしまったのである。

 

4人は、広沢が飲酒していたことを知りながら運転させたこと、そうした罪を隠してその後の平穏な生活を過ごしていた。

「深瀬和久は人殺しだ」

事故から3年。突然届いた文章に深瀬は苦悩する。そしてその文章は他の3人にも届いていた。

4人は、過去の出来事になっていた広沢の死と、その原因に再び向き合い、どう対処すべきか考え始める。

 

そんなある日、谷原が駅でホームに突き落とされる。

間一髪で命は助かったが、4人は広沢の死に疑問を持つ者、あるいは真相を知る者の復讐では?と考える。

「告白」と同じく復讐劇が始まるのか・・・。

 

しかし、深瀬らは結果的に広沢を死亡させてしまったが、殺人事件の加害者と言う訳ではないし、さて一体どんな復讐が?

そして、どんなどんでん返しが?

読み始めると、次が気になって仕方ありません。

結果、一気読みでした。

 

そして、そうね、こういう最後(の一行)だったんですね。( ̄ー ̄)ニヤリ

気になる方は是非読んでみて下さい。

2017年4月 9日 (日)

最近は積読です

最近は本を読むことが減りました。

元々家でゆっくり本を読むことは少ないのですが、電車の中で本を読んだりするのは好きでした。

ですが、最近は読書ではなくスマホだったり、あるいは疲れて寝てしまったり。

お陰で買った本も読まないまま積読(つんどく)になりつつあります。

 

そうすると時々、「あれ?この本買ってたんだぁ?」なんてことも。

 

読む時間なんて無いのに、それでも興味が湧くと買って来ちゃいます。

最近買ったのは、この2冊。

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リバース [ 湊 かなえ ]
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深瀬和久は平凡なサラリーマン。自宅の近所にある“クローバー・コーヒー”に通うことが唯一の楽しみだ。そんな穏やかな生活が、越智美穂子との出会いにより華やぎ始める。ある日、彼女のもとへ『深瀬和久は人殺しだ』と書かれた告発文が届く。深瀬は懊悩する。遂にあのことを打ち明ける時がきたのかーと。

 

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マンガみたいにすらすら読める哲学入門 [ 蔭山克秀 ]
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ソクラテスもカントもニーチェも、実は驚くほどわかりやすくて、身震いするほどおもしろい!「魂?数学できれいになりますよ」byピタゴラス。「神からの愛に対し、人々も愛で応えなさい」byイエス・キリスト。「他人も社会もどうでもいい。大事なのは自分だ!」byキルケゴール。代々木ゼミナールで圧倒的人気No.1の講師が、“易しく、おもしろく、テンポよく”教える、王道の哲学者29人。

 

まだ読んでないので感想はありませんが、積読にならないよう頑張って読まないと。

2017年4月 3日 (月)

なぜかまわりに助けられる人の心理術

どうも職場では辛いことばかり。

配達の仕事も、配達が速い人は精神的に余裕なんでしょうけど、配達が遅い人は常に追い詰められています。

しかも、遅いからと言って誰も助けてはくれません。

ここは遅い人を助けるのではなく、仲の良い人を助ける(それも露骨に)職場です。

 

バイト時代は、常に周りには配達が遅い人が居て、そういう人を助けて来ました。

が、そろそろ自分も年齢的に配達遅い組です。

周りを助けるどころか、逆に助けて貰わないと。

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なぜかまわりに助けられる人の心理術 [ メンタリストDaiGo ]
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なかなか目から鱗の本ですね。これ。

今まで他人を助けることに生き甲斐を感じたり、10個やっても1つ2つしか返って来ないのが当たり前、なんて思って奉仕の精神で頑張って来ました。

助けて貰ったら、お返ししなきゃとかね。

 

ところが、この本を読むとね、そういう貸し借り的な考え方が人間関係を窮屈にしているんだとか。

人間って、他人に親切にしてあげると、自分も嬉しいって言うのが基本的性質だそうで。

てことは、助けるばかりだと感謝されますが、それと同時にプレッシャーも与えちゃう。

逆に、助けられることによって、人間関係が丸く収まることもあるようです。

 

ふーむ。

確かにね。サボリ人間は嫌われるけど、一生懸命やってダメな人間は嫌われません。

それどことか、周りから暖かい目(優越感からかもしれませんが)で見られることも多いです。

 

肉体労働職場で若い子達と張り合っても仕方無いですよね。

助けて貰えるよう、勉強しなくては。( ̄ー ̄)ニヤリ

2016年12月19日 (月)

美しい日本の年賀状

本屋に行ったら、綺麗な写真の年賀状本がありました。

山と渓谷社、、そういうことか。

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美しい日本の年賀状feat.山と溪谷社(2017)
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まあ、山好きは自分で登った(撮った)写真を使いたいでしょうけどね。

こんな写真を撮ってみたいですね。

2016年12月 9日 (金)

世界から猫が消えたなら

子供の頃の僕は、そりゃあもう死というものを受け入れることが出来なかった。
ひと言で言うならズバリ、恐怖である。
誰もに公平に、そして必ず訪れる死。
いつか自分はこうして考えることも、何かを感じることも、全てが出来なくなる。無に帰る。
どんなに足掻いても泣き叫んでも、絶対に避けることが出来ない恐怖。

でも、だからと言って、何もかもを捨て自分勝手に生きることも出来ず。いや、それどころか毎日をきちんとルールに従って真面目に生きている。

毎晩寝る時も、「今晩寝たら、果たして明日の朝目が覚めるのだろうか。明日も生きているのだろうか」なんて考えたり。

一時期は、それこそ毎日死と言うものを考えた時期もあった気がする。
死を考えると言っても、自殺とかそういうのではなく、逆に死にたくない!みたいな感じで。

この恐怖は一生付いて回るのか、それとも段々と「もう良いや、僕は死んでも良いや」に変わるのか。

そうねえ。段々周りの人が死に、会話する相手も居なくなり、身体を動かすのも苦痛になる頃には死にたい、なんて思うのかな。

人間が歳を取ってボケるのは、死の恐怖を感じなくする本能的なものから生じるんだ、なんて話を聞いたこともある。

人生50年を過ぎ、あっちこっち身体にガタが来ると、いつまでも生きたいと強く思うことも無くなりつつあるか。

 

さて。
そんな感じで、ここ最近はある意味平穏な心で過ごしていた所へ、この「世界から猫が消えたなら」である。

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世界から猫が消えたなら [ 川村元気 ]
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郵便配達員として働く三十歳の僕。ちょっと映画オタク。猫とふたり暮らし。そんな僕がある日突然、脳腫瘍で余命わずかであることを宣告される。絶望的な気分で家に帰ってくると、自分とまったく同じ姿をした男が待っていた。その男は自分が悪魔だと言い、「この世界から何かを消す。その代わりにあなたは一日だけ命を得る」という奇妙な取引を持ちかけてきた。僕は生きるために、消すことを決めた。電話、映画、時計…僕の命と引き換えに、世界からモノが消えていく。僕と猫と陽気な悪魔の七日間が始まった。二〇一三年本屋大賞ノミネートの感動作が、待望の文庫化!

 

引き込まれますなあ。これがもし僕だったら、生きるために次から次へ何かを消しちゃうんだろうなあ。

と思ったら作品中の僕(主人公の名前って出て来なかったような)も、14600個何かを消したら元々の寿命くらい生きられる。いや、もっと消し続ければ100年、200年生きられるかもしれない、と。

ですが、この物語。

月曜日 悪魔がやってきた
火曜日 世界から電話が消えたなら
水曜日 世界から映画が消えたなら
木曜日 世界から時計が消えたなら
金曜日 世界から猫が消えたなら
土曜日 世界から僕が消えたなら
日曜日 さようならこの世界

ナント、たった7日間の物語なのだ。

 

100年も200年も生きようとしていた僕が、1つ何かが消える度に深く考えさせられ、結局はたったの3つ4つで何かを消すことを止め、僕自身が居なくなることを選ぶわけで。

つまり、自分1人の生死よりも、世界に存在する何かは消えてはいけない物だってことなのか。

そんな大切な何か、を自分も感じてみたい。

 

てな感じで、思わず文庫本を買っちゃいました。

映画の予告編(もうとっくに終わってる映画ですが)を見ると、本だけじゃなくて映画も見てみたいと思わされるかな。

 

とにかく良いストーリーです。

改めて毎日を漠然と生きている勿体無さを感じます。

そして人との繋がりが、生きるエネルギーであり、価値あるものなんだなと。

そんな当たり前のことを、普段忘れているのも、死から目を逸らせようとする人間の本能なのかもしれませんね。

恐怖としてではなく、死と言うものと向かい合って生きて行く、そんな歳になったのかもしれません。

死んだら天国に行けるよう、真っ当に生きて行きたいものですね。

2016年11月11日 (金)

恋のゴンドラ/東野圭吾

一時期、東野圭吾作品を読み漁っていました。

東野圭吾ミステリーは、いつ読んでも最後のどんでん返しが秀逸で、「してやられた感」を味わうのが好きでした。

ただ、ミステリーは読んでいて疲れる面もあります。ついつい推理しながら読んじゃうので、読んでいる途中なのに「伏線があったんじゃないのか?」などと戻っちゃったり。

 

今月発売の新作は、うーん、これはミステリーとは無縁ですね。

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恋のゴンドラ [ 東野圭吾 ]
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真冬に集う男女8人の運命は? あの東野圭吾が“恋愛”という永遠のミステリーに真っ向から挑む。衝撃の結末から目を逸らすな!

 

永遠のミステリーなんて煽って、無理矢理ミステリーにしたいみたいですが、これ、ただの恋愛小説です。

もちろん登場人物が、次々と不思議な縁で結び付いているのは小説ならではですが。

まあ、変に推理とか要らないから、読んでいて疲れません。ほのぼのと銀世界の恋愛に浸れます。

 

そう言えば、一つ前に読んだ「危険なビーナス」も、一応どんでん返しと言えなくも無い結末があるものの、これもまた恋愛小説と言った方が良いのかもしれないなあ。

しかも、こっちは中学生の恋愛か?って感じでした。

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危険なビーナス [ 東野 圭吾 ]
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と言いながらも、そんな平坦なストーリーでもついつい読み進めてしまいます。

 

どんでん返しばかりだと疲れちゃいますからね。

そんなことを感じた最初の作品はこれ。

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夜明けの街で [ 東野圭吾 ]
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最初に読んだ時は、あまりにミステリーから離れてて歯痒かった気もしますが、それでもたまにはこんなのも良いかなあ、とも思いました。

 

今月はもう1作品出るようです。

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雪煙チェイス [ 東野圭吾 ]
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本格ミステリーの方も期待しますが、たまにはこういう路線も有りかなあ。

2016年9月28日 (水)

君の名は

映画&書籍の両部門でトップの売上成績。そんな正に今が旬の話題作「君の名は」

小説の方を読んでみました。

山深い田舎町に暮らす女子高校生・三葉は、自分が男の子になる夢を見る。見慣れない部屋、見知らぬ友人、目の前に広がるのは東京の街並み。一方、東京で暮らす男子高校生・瀧も、山奥の町で自分が女子高校生になる夢を見る。やがて二人は夢の中で入れ替わっていることに気づくがー。出会うことのない二人の出逢いから、運命の歯車が動き出す。長編アニメーション『君の名は。』の、新海誠監督みずから執筆した原作小説。

 

思春期の男女が身体を入れ替わり、お互い相手の立場で生活するうちに、互いに相手に興味を持ち、それは好意へと発展・・・

うーん。ありがちなストーリー。

最早予想とは呼べないほどの鉄板ストーリー。最後に2人は現実世界で出会いハッピーエンド。

 

と思ったら、そこは一捻り。

瀧が入れ替わった女子高生・三葉は、同じ時空間を生きる相手ではなく、なぜか3年前の三葉。

3年後の、瀧と同じ時空に居るはずの三葉は、すでに死亡していてこの世には居ない。

事故に巻き込まれて3年前に死亡している。

 

つまり身体を元に戻しただけでは、違う時代を生きる2人は、現代で再会することは不可能。

さあて、結末は。

結末が気になって、一気読みしちゃいました。

まだまだ1位記録継続かな。

2016年8月30日 (火)

山はマイカー派?電車派?

山へ行く時、あなたはマイカー派ですか?それとも電車派ですか?

 

私はどちらかと言えばマイカー派ですかねえ。

山用のザックって結構大きいから、電車で背負って移動だと重くて大変です。
それにラッシュ時間に重なると(大抵重なりますが)、置き場所もなくて困ります。
網棚が空いていれば良いですが、空いていないと周囲への迷惑も相当なものかと。

で、近くの低山とか、あるいは雪山(雲竜渓谷は電車でした)を除けば、基本マイカー登山になります。

ただ、欠点としては縦走が出来ませんよね。車を取りにピストンするしかないです。

それと駐車場が今イチ分からなかったりします。

 

先日Bookoffに行ったら、こんな本がありました。

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アルプス&信州周辺の名山。
マイカー登山便利マップ 名山32コース。

思わず買っちゃいました。300円だったし。

よく見ると2006年の雑誌ですが、まあ山は動かないから。基本コースは一緒なはず。

 

さあ、次はどこ行こうかな。

2016年8月21日 (日)

山女日記/湊かなえ

まだ読み始めたばかりなので、今回は感想はパスしておきます。

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山女日記 [ 湊かなえ ]
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湊かなえさんの著作と言えば、まずは「告白」でしょう。
他にも「少女」「高校入試」「Nのために」「白ゆき姫殺人事件」など、ドラマや映画化された作品などがズラリ。

中でも「告白」は秀逸でした。

 

ところで、湊さんと言うと山にどんな関わりがあるのでしょうか。

先月の山と渓谷を読んでいたら、「憧れの表銀座を行く」なんてタイトルで記事が掲載されていました。表銀座ってことは槍ヶ岳を登ったってことですね。

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山と渓谷 2016年 08月号 [雑誌]
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元々山に登る方なのか、小説を書くために登ったのかは分かりませんが、山に登る方な事は確かなようです。

そんな山渓と同じ時期にこの「山女日記」(文庫本)を目にしまして。

 

こんなはずでなかった結婚。捨て去れない華やいだ過去。拭いきれない姉への劣等感。夫から切り出された別離。いつの間にか心が離れた恋人。…真面目に、正直に、懸命に生きてきた。なのに、なぜ?誰にも言えない思いを抱え、山を登る彼女たちは、やがて自分なりの小さな光を見いだしていく。新しい景色が背中を押してくれる、感動の連作長篇。

連作長編と言うことですから、中にはいくつもの作品が並んでます。

どれ?とページを捲ると、

・妙高山
・火打山
・槍ヶ岳
・利尻山
・白馬岳
・金時山
・トンガリロ
・カラフェスに行こう

各作品のタイトルがズバリ山の名前だったのです。私が今一番登りたい槍ヶ岳もタイトルにあるじゃないですか。

ふーん。

皆それぞれの理由で山に登る。そこには1人1人のドラマがあるのか。

何となく、「面白そう」「読んでみるか」と思わせる1冊です。

2016年8月19日 (金)

悪意/東野圭吾

一時期大好きで読み漁っていた東野圭吾作品。

TV&映画で有名なのは、ガリレオシリーズ(福山雅治)と加賀恭一郎シリーズ(阿部寛)ではないでしょうか。

中でも私が好きなのは、加賀恭一郎シリーズの「悪意」
まだTV・映画化がされる前の初期作品です。

 

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人気作家・日高邦彦が仕事場で殺された。第一発見者は、妻の理恵と被害者の幼なじみである野々口修。犯行現場に赴いた刑事・加賀恭一郎の推理、逮捕された犯人が決して語らない動機とは。人はなぜ、人を殺すのか。超一流のフー&ホワイダニットによってミステリの本質を深く掘り下げた東野文学の最高峰。

 

ミステリーによくある犯人探しではなく、動機探し。

当時の東野作品は、外れ無しと言われ、どの作品を読んでも面白かった。
読むと必ず最後にどんでん返しがあり、また見事に騙されたと言う、してやられた感がありました。

私はガリレオシリーズよりも、加賀恭一郎シリーズが好きで、それは加賀刑事が素晴らしい推理力の持ち主だからです。

どの作品かは忘れましたが、犯人であることを突き止められた真犯人の、
「私のことを何時から犯人だと疑ってたんですか?」
との問いに、
「初めて会った日から犯人だと思ってました」
と答える加賀刑事。お見事。

 

この悪意も、なぜ?の連続で、きっと最後まで飽きることはないでしょう。

動機探しと言う、一風変わったミステリーですが、またしてもやられたと思わされることでしょう。

お勧めの1作です。

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