« 山での挨拶は「こんにちは」それとも「おはよう」 | トップページ | 不在が2割、再配希望なのに留守 »

2017年3月16日 (木)

アマゾン地獄

ヤマト運輸が荷物の増加でパンク寸前、なんてニュースが流れています。
私は郵便配達(しかもバイクの方)ですが、それでもアマゾンには苦しめられているので、よく分かります。

まずはネット上で紹介されている、「アマゾンの過剰包装」の実態です。

 

ライター。

560861102

 

ボタン電池。

386914816

 

極めつけはこれか、ネジ1本。

617182615

 

アマゾンの場合、 効率優先なのか、とにかく何でも同じ箱で送ります。きっとその方がいろんな種類の箱を用意しない分、安く上がるのでしょう。

しかし、これは宅配業者にすれば迷惑な話です。無駄な空間を運んでる訳ですから。

 

バイクでの配達も同様です。
郵便を次々にポストに投函して行かないと時間内に終わらないのに、アマゾンの過剰包装のせいで、対面配達を余儀なくされます。

対面配達 → 留守 → 再配達。

この図式が業界を圧迫しています。

小包ならどっちにしろ対面配達ですが、普通の追跡メールだと、「ポストに入りさえすれば!」って言うのが多いんです。

 

しかもこのアマゾン、超大口顧客のためか、かなりな激安料金なのに有り得ないくらい優遇されてます。

噂では郵便1通の値段より安いとか。(真実は知りませんが、かなり安いことは確か。小包の方はさすがにもうちょい高いのか)

そして、折り曲げ厳禁、水濡れ厳禁。

雨が降るとビニール袋に入れて。
端っこをちょっと折って投函しただけでもクレームに。
(直接お客様と事前に話が通っていれば別ですが)

DVDらしき郵便で端をちょっと折れば入るのに、端って要は何にも無い部分ですよ。だけどそれを折る勇気は無いです。

もう羽根つき餃子の羽根の部分みたいなもんですよ?

いや、それ以下です。羽根はちゃんと食べられるから。

 

こんな過剰包装ぶりを見て、さすがに端っこをちょっと折っても、お客さん文句言わないだろう。

 

なぁーんて、自分で都合良く解釈して配達すると、とんでもないことになるのが今の世の中。

クレーム → 始末書、てな感じ。

 

だけどネット通販が流行って、運輸業界は大変ですよ。

昔、佐川は配達中は必ず走って配達。
なんて言ってたけど、これイメージUP戦略じゃなくて、走らなくても良いんだけどそうしないと昼ごはんを食べる時間が無いって話でしたよね。

今はヤマトも一緒。
コンビニに配達に行ったついでにおにぎり買って、次の移動中に食べるとか。

 

正社員でさえサービス残業で苦しめられてるそうで。

下請け業者だともっと悲惨。この人達は配達した荷物の数で賃金貰うから。不在票を何枚書いても0円です。

荷物1個配達完了で100円だとか。
150個/日配達で15000円。これが平均した1日の持ち分。

けど昼は留守宅が多いから、不在票を書いてるだけ。結局夕方~夜配達で、1日の労働時間は15時間。

時給換算すると、たったの1000円。安っ。

と思ったら、下請け業者は車もガソリンも自腹だから、それらを引き、さらに車の維持費も引いたら、もうコンビニ店員でもしてた方が良いレベル。

 

ヤマトが言い出した料金値上げ。

もうそうして欲しいです。「これを機にウチが奪還だ!」なんて言い出さないで欲しいなあ。

« 山での挨拶は「こんにちは」それとも「おはよう」 | トップページ | 不在が2割、再配希望なのに留守 »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

ウ~ンわかります。
CD買ってもインクカートリッジ買っても過剰包装でびっくりしました。
配達する人は、大変ですよね
配達ばかりは人海戦術ですものね

姉さん、こんばんは。

荷物の引き受け価格と、それを配達するのに掛かる経費のバランスがなってないですよね。
上の人間は、「大口契約取って来ました!」みたいに手柄を取った気分で居ますが、引き受ければ引き受けるほど赤字が膨らんで行くような。
そして減らせる経費と言えば人件費しか無いです。
それがサービス残業になったり、下請け圧迫になったり。
佐川がアマゾンに値上げを要請したら、「じゃあ他に頼むから」となり、他が格安で引き受けるからこうなっています。これでヤマトが値上げ要請した時に、ウチはどうするのかな?心配です。

インクカートリッジ買ったんですか?それもネット上に載ってましたね写真が。
配達業者も大変ですが、お客さんも大ゴミを捨てる手間が・・・。
今時、こういう資源の無駄を平然とし続けるのもどうなんでしょうねえ。

誠にお疲れ様でございます。
ボクも手軽でお得なネットショッピングを多用していますので、
運送業界にお勤めの方々のお気持ちを、真っ先に察せねばならぬ者の一人です。
アマゾンの過剰包装は、余りにも有名ですね。
ボクも最初のうちは、本当に驚きました。
(過去にサラッとですが、自分のブログで触れたこともあります)

丁寧な包装を良しとする風潮全盛の中、かのメルセデスベンツは、
供給部品の簡易包装化を推し進めており、工業先進国の環境意識の違いに
ごく一部のジャーナリストが注目していたのを記憶しています。
もう10年以上も前の事です。
ビジネス優先の姿勢にももちろん一定の理解はありますが、大企業にこそ
長期的な未来を見据えた取り組みを期待したいところです。

billさん、おはようございます。

何でもかんでも効率、効率。そして利益、利益。
もちろん黒字を出すことは大切ですが、大企業ばかりが儲かる格差社会。
何だかやり切れないです。

本来、郵便なんて大企業なはずなんですが、全国同一料金というサービスは、首都圏では黒字なのに地方では赤字という宿命を背負ってます。

脱線しちゃいましたが、メルセデスがそうですかぁ。
アマゾンも少しは考えて欲しいなあ。
(もっともヤマトの広告戦略はズルイ面もありますけどね。他者を悪者に仕立てる戦略ですから)

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/595278/65023191

この記事へのトラックバック一覧です: アマゾン地獄:

« 山での挨拶は「こんにちは」それとも「おはよう」 | トップページ | 不在が2割、再配希望なのに留守 »

2017年4月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30            
無料ブログはココログ

モーションウィジェット

  • 神奈川の天気
  • 長野の天気
  • 楽天